2022年 8月第1週

週報と言いつつ一か月ぶりのブログになってしまった。

仕方がないので、これまでやってきたことを週ごとに振り返っていく。

 

これまでにやったこと

7月第2週

・実験に向けた準備

1. UR3eのセッティング

UR3eの制御とデータの取得のためのライブラリや環境構築を行った。

 

2. 具体的な実験のためのセッティングをした

UR3eとPCを繋げて、通信のための設定を行った。

LCRメータのセットアップを抵抗値の測定のために行った。

 

3. データ処理を行うためのコードを書いた

UR3eからデータを取得するためのコードとLCRメータからデータを取得するためのコードを作成。

 

4. ゼラチンを流し込む型の作製とゼラチンセンサの作製

 

7月第3週

・実験準備

1. データを同期させるコードを作成

LCRとURのデータを同期させるためのコードを作成。

 

2. データを基にグラフを作成するコード

抵抗値と変位からR-S曲線を作図するコードを作成。

 

3. ゼラチンセンサ

ゼラチンセンサの型とゼラチンを作成。

 

7月第4週

・繰り返し試験に対応

1. コードの作成

繰り返し試験に対応するようなUR制御コードとデータ処理コードを書いた。

 

・ゼラチンセンサの作製

1. 型はできていたので、ゼラチンセンサの作製を進めた。

 

・実験の実施

1. できる限り多くのゼラチンセンサについて実験を行いデータを集めた。

 

8月第1週

・データの解析

集めたデータを処理してグラフ化した、この際初期抵抗値の扱いなどに注意した。

また、GFを計算するコードも書いた

 

モデリング

得られた現象を説明するためのモデル化を試みるもうまくいかなかった。

 

今後やること

アプリケーションの実施

欠けているデータの回収

現象の説明

論文を書く

アカデミアにおける研究の取り組み方

留学先の Dr. の方とのミーティングを通して、研究の取り組み方について新たに学ぶことがあったので、その考え方をまとめておく。

 

1. 論文の重要性

 社会に大きな影響を及ぼすような発見・成果をあげたとしても、誰にも知られなければ何の意味もない。(当たり前のことだけど)
そして、他者に自分の成果を認知してもらうには論文を発表する必要がある。言い換えれば、自身の研究を社会に還元するためには論文を発表する必要があるのかもしれない。つまり、論文を書くことをある程度見据えた上で研究計画を立てたり日々の研究に取り組んだりする必要がある。

 

2. 論文の出し方

 一つの研究テーマに対する論文の出し方の理想形についてまとめる。
 結論から言えば、コンスタントに小規模な論文を出し続け、徐々に研究の密度を上げていき、(その分野に関する研究に集中していき、)徐々に社会貢献度の高い論文を発表していくというやり方が望ましい。
 大きい論文を一本あげるまで小さい論文を一切書かないという手法もあるがリスクが高いことに留意する必要がある。
 以上のような「論文をどう発表していくか」という考え方は今まで自分の頭には無かったので目から鱗だった。

 

3. 研究計画

 研究を行う上で重要になってくるのが研究計画である。ただ闇雲に研究をしていると、本質(何のために研究を行うのか)を見失ったり、いつの間にか主題から逸れたりする可能性がある。そういった状況に陥らないようにするためにも研究を何のために行っているのかを明確化する必要がある。
 説得力があり社会的貢献度の高い論文を書くには研究背景が重要になってくる。本格的な研究に入る前に、どうしてこの研究が必要なのかということを練っておくことで需要の高い論文を書くことができる。
 また、実験のセットアップや材料の選定にも理由が必要。研究における全ての選択に明確な理由があることが人々が読んだときに納得感のある論文につながるのだと思う。

 

 以上のことを留学先とのミーティングを通して学んだ。言われてみれば当たり前なことが多いかもしれないが、研究時にこれらを意図的に意識するのと意識しないのとでは大きな違いが生まれるような気がする。企業における研究では、また考え方が異なると思うので、あくまでもアカデミアにおいての話であることに注意したい。
 また、これは自身の経験に基づく話ではないため、僕が誤解している部分もあるかもしれず、鵜吞みにしすぎないで頂きたい。あくまでも自分向けにまとめているだけなので…

新年度の抱負

4月に入り生活も落ち着きを見せてきたので新年度の抱負をここでまとめたいと思う。

 

1. 留学の成功

個人的には上半期一番の大きなイベントである留学。留学先での研究で一定の成果を上げたいと考えている。もちろん、研究以外にも現地の観光もしたいし、マンユナイテッドの試合も観戦したい。しかし、あくまでも一番の目的は留学先での研究であり、ここで一定の目に見える成果を上げたいと思う。そのために渡航前からの準備が欠かせない。以下、具体的にやっておきたいことを列挙していく。

・研究内容に関連する文献を読み漁り、トピックに関する理解を深める
・訪問先のDr.と話をして研究内容を具体的なものにしていく
・英語力を強化。優先順位はリスニング、スピーキング、ライティング、リーディングの順。
・寮もしくは宿泊所の確保、旅券の予約など、諸々の準備。

 

2. 就職活動

まだ一年後の話だが重要度で言えば間違いなくトップに来るもの。今後の人生を間違いなく左右するものとなるだろうから、きちんと準備をして臨みたい。

 

3. 授業の履修

授業についてはライフエンジニアリングコースの修了に加えて二つの副専門を終了することを目指す。

・ライフエンジニアリングコース

まずは、自分が所属するライフエンジニアリングコースの修了。私の興味がある医療機器の開発などについて学びたいと考えている。

・PEECs(実践型アントレプレナー人材育成プログラム)

これは、先輩がやっていて面白そうだと感じたもの。実際にお医者さんと医療機器のニーズについて一対一で話をしたり、デバイスを開発したりする履修プログラム。中々ほかの授業では得られない経験を得られそうなので楽しみ。

・DS/AI(データサイエンス・AI特別専門学修プログラム)

データサイエンスや機械学習に興味があり、独学で勉強をしようとしていた。しかし、講義などで教えてもらった方が圧倒的に効率が良いだろうと思い、プログラムを履修することに。産業界における応用についても話を伺えるので、多くのものを得られるのではないかと期待している。

応用基礎データサイエンス(200番台)は面白そうだから来年に取る

 

せっかくお金を払って大学院に進むので副専門プログラムなどを積極的に利用して自分の能力の向上に努めたい。

 

4. 研究活動

自分の所属する研究室における研究にも力を入れる。これは当たり前のことだが、他のことに気を取られて疎かにしないように気を付ける必要がある。個人的には今年の一年である程度形になるところまで行って、二年目で完成までもっていきたいのと、二年の夏ごろには学会発表、もしくは論文という形で発表をしたい。そのためには今年一年でしっかりと形になるような成果を上げる必要があると思うので頑張りたい。

5. 資格試験

大学院に所属するうちに取得したいと考えている資格は、電気系のもの。というのも自分は電子回路などの知識が圧倒的に不足していると考えており、資格試験に向けて勉強する、という形で自分の知識不足を補いたいからだ。また、英語に関する資格も取りたいと考えている。(医療にかかわる専門的な英語に関する資格かTOEFLE ibtなどの一般的な英語技能に関する資格にするかは迷い中)できれば経済にかかわる資格(投資関連か、税金にかかわるものか)やプログラミングに関する資格(基本情報技術者試験など)も取りたいと考えているが、こちらは他のことが順調に進んで余力があるときに行うか、来年に行うか。

 

6. ポートフォリオサイトの作成

個人的なプログラミング学習の一環としてポートフォリオサイトの作成にも取り組みたい。最終的には機械学習プログラムをゼロから作れるようになりたいと考えているが、私はそれに向けたスキルが足りてないと思った。大学院の講義による学習と並行して個人的に設定したプロジェクトに取り組むことでスキルの育成を図りたい。

 

まとめ

以上の目標を今年一年で達成するための各月の目標を設定する。

  4月 1.留学の手続き、研究テーマの具体化 2.自己分析、留学前に参加できるインターンがないか探す 3.LEコース、PEECsスタート 4.関連文献の読み込み、B4の時からの改善点への取り組み
  5月 1.留学先での研究内容の具体化 2.業界研究 4.関連文献の読み込み、方針の決定
  6月 1.留学に向けた準備、論文の冒頭を書き始める 2.業界決定、(インターン
  7月 1.実験準備、実験、論文を書き進める
  8月 1.実験、論文を書き進める 5.第二種電気工事士申し込み
  9月 1.考察、論文完成 2.企業研究
10月 2.企業研究、インターン探し 3.DS/AIスタート 5.第二種電気工事士試験 6.Djangoチュートリアル
11月 2.企業絞り込み 5.ディジタル技術検定受験? 6.Djangoポートフォリオサイトの作成
12月 2.(インターン) 5.第二種電気工事士試験 6.Djangoポートフォリオサイトの作成
 1月 2.(インターン)、就活準備
 2月 2.就活
 3月 2.就活

この通りにはいかないと思うけど一つの目安として。

anaconda コマンドラインまとめ

既に様々なサイトでまとめられているが、個人的な備忘録としてanacondaのターミナルで頻繁に使うコマンドをまとめておく。

 

1.仮想環境系

source activate env_name

仮想環境を開く。

 

conda deactivate

仮想環境を出る。(anacondaのバージョンによってはsource deactivateで出れるらしい)

 

conda list

仮想環境下で入っているパッケージを表示。

 

conda info -e

仮想環境の一覧を表示。

 

conda create -name env_name

仮想環境の構築。

 

 

2.ディレクトリの移動

cd name  指定したディレクトリへ(絶対パス

cd ..    上のディレクトリへ(相対パス

cd -     直前にいたディレクトリへ(相対パス

 

cdコマンドのショートカット記号のまとめ

 /       ルートディレクト
 .       現在のディレクト
 ..        親ディレクト
 ~     ユーザーのホームディレクトリ   
 -       直前に参照したディレクト

 

3. Anaconda

anaconda-navigator

Anaconda Navigator の起動

 

参照記事

Pythonメモ-61 (conda 4.4.0からactivateの仕方が変わってる) (conda, activate, deactivate, 4.4.0, conda.sh) - いろいろ備忘録日記

はじめに

このブログは自分の備忘録、日記、学んだことのアウトプットとして利用していきます。ブログの目的としては自分の頭の中の整理だったり、忘れないようなメモであったり、読み手向けというよりも自分のために、という意味合いが強いので悪しからず。

 

1.備忘録

まず、学んだことの備忘録として用いる。例えば、プログラミングで似ているコマンドをまとめたり、趣味に関する知識の整理(相撲用語のまとめやサッカーに関する内容)をしたり、etc..

2.日記

二つ目は日記的な利用。と言っても毎日書くのは骨が折れそうなので何か特別なことがあった日の記録として使用する予定。具体的には、旅行に行った日や何か大きな問題を解決した日など。自分が振り返って、こんなこともあった、と振り返りたい。

3.アウトプット

これは副産物的な結果として期待していること。備忘録や日記をつけていく中で文章化、言語化することで学んだことのアウトプットができるのではないかと考えている。誰かに読まれるかもしれないブログに備忘録や日記を残しておくことで説明的な文章になることが期待でき、それにより知識のアウトプットが自然と行えるのではないかと思う。

 

つまり、当ブログは備忘録的なメモとしての役割とアウトプットの機会の二つの役割を担っている。一方で、このブログは他者への発信という意図は弱く、どちらかと言うと筆者自身のため、という意図が強いので私の記事をご覧になってくれる方には、このブログが非常に個人的なものであるということをご了承いただきたい。